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実際の回収内容を紹介します

家具の処分 リユース、リサイクル、焼却、~行方~

回収した家具類の行方について綴りたいと思います。

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まず、新しい物や綺麗な物はある程度ホコリや汚れ等を除去します。

近年、世間ではリサイクルの意識が向上していて、高額な新品を買うより

中古の中から良い物を見つけて購入される方が増えてきているようです。

当店もせっかく製品化された家具を処分するという行為は出来る限りさけるよう

心がけています。

ある製品がそのままの形で、他の使用者に渡る事を「リユース」と言います。

この「リユース」はとてもいいことだと思っています。

不用になった家具を処分したらゴミになるだけ。

その方法も大部分が焼却ですから二酸化炭素は増え、灰も増えいい事は

何一つありません。

全ての回収業者がリユースを心がけているかは判りませんが、

人から人へ、一度は不用になった家具がまた、新たな命を灯せるのです。

このブログを読んでくれているあなたも是非、リユースして下さい。

引き取ってくれるところで代表的なのはやはりリサイクルショップではないでしょうか。

他にも、インターネットを通じてリユースが行われていますね。

オークションや掲示板などで取引されています。

また、日本製は海外の人にとても評判が良く業者を通じて海外へ送られる事もあります。

とは言え、家具は大きな物が多いのが最大の難点です。

タンスや食器棚などは人の背丈以上になり持ち運ぶのも大変。

その上、お店まで運ぶとなると限界があるのが現状かもしれません。

そんな時は、リユースしてくれそうな回収業者さんを通じて

貢献するのも良いかもしれません。

また、中には出張買い取りなどしているリサイクルショップもあるかもしれません。

ただ、気をつけたいのは買い取り金額より出張費が高くつく場合や

物によっては処分代がかかる場合もあるのでその点は慎重に。

 

次に、経年劣化、付属のガラス割れなど再販が難しい場合について。

当然リユースにはむいていない物もたくさん出てきます。

そのような家具は手作業で解体していきます。

付属のガラス・プラスチック・蝶番・鏡なども取り外し

素材別に仕分けします。

今回は解体した木材の行方をお伝えします。

先ほど、処分方法に焼却が多いと書きましたが、当店では

解体した木屑をさらに再利用してくれる業者さんに引き渡します。

内容は「製紙・ボード・堆肥・燃料」の4項目です。

当店の場合、家具が中心になりますので堆肥と燃料になります。

木材以外の物を取り除いた木屑をきくず破砕機で粉砕します。

これで細かくなった木材が堆肥や燃料として再利用されます。

この場合、形が変わっているのでリサイクルになります。

 

家具の処分といっても、その行き先は様々ですね。

 

地球に優しい、家具の行方の順番としては

リユース→リサイクル→焼却

となります。

捨てる前に少しでもこの事を思い出して頂けると幸いです。